
愛知池
今回は愛知県のほぼ中央にあり、名古屋市と豊田市の間に位置する
みよし市と愛知郡東郷町を合わせてご紹介します。
みよし市の概要
みよし市は今年、市制施行10周年を迎えました。
名古屋市と豊田市の間に位置し、
両市のベッドタウンとして住宅地が整備されています。
交通利便性も高く、市の北部には
名鉄豊田線三好ヶ丘駅と黒笹駅があり、
地下鉄鶴舞線と連絡して、名古屋市中心部へとつながっています。
また「東名三好IC」から東名高速道路に乗り入れることができます。
トヨタ自動車株式会社の工場をはじめとする
自動車関連産業を中心に、数多くの企業が立地しています。
農業も盛んで、ぶどう、柿、梨といった果物が作られています。
みよし市は全国でもトップレベルの「住みよい街」
みよし市は、東洋経済新報社の「住みよさランキング」で、
2010年には全国1位になったことがあります。
最新の2019年の同ランキングでも全国36位と、
全国トップレベルの「住みよい街」です。
また、2018年の同「住みよさランキング」では、
財政力や住民の経済的豊かさを示す「富裕度」の点で、
全国13位、東京23区を除けば全国3位となりました。
このランキングで、みよし市は次のように解説されています。
「トヨタ自動車の工場をはじめ、自動車関連企業が数多く立地。
交通の便もよく、名古屋市や豊田市のベッドタウンでもある。
法人市民税の伸びに支えられ、「人口当たり地方税収額」は2位、
「財政力指数」は3位となった。」
東郷町の概要
東郷町には、鉄道路線および駅は町内にありませんが、
隣接する日進市の
名鉄豊田線の日進駅、米野木駅、黒笹駅や
地下鉄鶴舞線の赤池駅を利用することができます。
自動車では、みよし市の東名三好ICから
東名高速道路に乗り入れ可能です。
国道153号が町内を横断しており、コミュニティバスや名鉄バス、
東海バスが利用できる全バス路線となっています。
そのため、交通もそれなりに利便性が高いと言えます。
「水とみどりとボートのまち」を町のキャッチコピーとしているように、
緑地や河川が多く、中日本レガッタが開催される愛知池や、
中日クラウンズが開催される名古屋ゴルフ倶楽部・和合コースも
立地しています。
これまでは、東郷町には目玉と言えるような施設はありませんでしたが、
2020年9月に地域最大規模の商業施設が開業します。
地域最大規模の商業施設「ららぽーと愛知東郷」
2020年9月、東郷町の目玉となるショッピングモール
「三井ショッピングパークららぽーと愛知東郷」がオープン予定です。
国道153号線「知々釜南」交差点から県道57号に南下した、
東郷中央土地区画整理事業地内に立地。
施設南部に新設の道路が開通するほか、
交通広場も設置され複数のバスの乗り入れが予定されています。
店舗面積は約63,900平米。建物は4階建てで、店舗は3階まで。
店舗数は約210店、駐車場台数は約3,900台と、
ショッピングモールとしては地域最大規模となります。
「街のクラブハウス」という環境デザインコンセプトのもと、
商業施設としてだけでなく地域コミュニティとしての機能も担います。
敷地内には約4,000平米の緑地も整備され、
屋外イベントスペースとして活用される見通しです。
さて、住環境がよく、住みやすい街のみよし市と東郷町。
地域最大級の商業施設「ららぽーと愛知東郷」の開業によって、
これらの地域の住みやすさ・魅力がますます高まることでしょう。
【参考・引用】
・みよし市HP https://www.city.aichi-miyoshi.lg.jp/index.html
・東洋経済 住みよさランキング2010年
https://toyokeizai.net/articles/-/4536
・東洋経済 住みよさランキング2019年
https://toyokeizai.net/articles/-/286576?page=4
・住みよさランキング2018年 富裕度
https://toyokeizai.net/articles/-/177113?page=2
・東郷町HP https://www.town.aichi-togo.lg.jp/index.html
・オウチーノニュース 緑と水に恵まれた町「東郷町」
https://o-uccino.com/front/articles/49054
・名古屋情報通『ららぽーと愛知東郷』2020年9月オープン決定。
テナント情報等まとめ https://jouhou.nagoya/lalaport-aichi-togo/
この原稿は名城企画株式会社が発行する「名古屋・東海収益不動産NAVIメールマガジン」の
2020年5月25日発行分の転載です。