
徳重駅付近
名古屋市緑区にあり、地下鉄桜通線の始発にあたる「徳重駅」。
住宅ローン専門金融機関のARUHIが発表した
「本当に住みやすい街大賞 2019 in 東海」では、
高岳、藤が丘に続いて第3位に徳重が選ばれています。
地下鉄桜通線利用で名古屋駅まで約35分。
乗り換えなしでスムーズなアクセスが可能です。
また、桜通線の始発駅であり、座って通勤ができることから、
名古屋都心で働く人たちに人気の街です。
元々この丘陵地帯は山林や畑が多く、住宅はわずかでしたが、
1994年から16年間にわたって区画整理を行い、
新興住宅地・商業地域として整備されました。
2010年に「ユメリア徳重」や
「ヒルズウォーク徳重ガーデンズ」が開業。
2011年3月には、地下鉄桜通線が徳重駅まで延伸。
同じ2011年3月に名古屋第二環状自動車道の
名古屋南JCT~高針JCT間が開通したことで、
交通の利便性が飛躍的に高まりました。
今回は徳重についてご紹介します。
ヒルズウォーク徳重ガーデンズ
徳重駅に直結し、2010年に開業した、
ユニーが運営するモール型ショッピングセンターです。
延べ床面積は約71,000平米。
ピアゴ ラ フーズコア徳重店をはじめ、
約110の専門店が出店しています。
立地場所が緩やかな丘陵地帯であることから
「HILL’S(ヒルズ)ウォーク」と命名されました。
基幹施設のヒルズ棟と、公道を挟んで名古屋市との
共同開発であるガーデンズ棟の2つの商業施設で構成され、
両棟を併せてヒルズウォーク徳重ガーデンズと称されています。
ヒルズ棟は駐車場を含め全6階層で、営業階は地下1階地上2階、
ガーデンズ棟は屋上に広場やドッグランを設けた
地上2階となっています。
駐車場は3時間までは無料で停めることができます。
ユメリア徳重
徳重駅に直結し、2010年に開業した公共複合施設。
1階2階に民間商業施設、3階に緑区役所徳重支所、
緑保健センター徳重分室、徳重地区会館、徳重図書館、
4階に地区会館の体育室と多目的室があります。
「ヒルズウォーク徳重ガーデンズ」ともつながっており、
買い物ついでに立ち寄ることもできます。
子ども向けのおはなし会などを行っている「徳重図書館」、
憩いと交流の場でもある「区民プラザ」にはキッズスペース、
芝生広場や花壇があり散策が楽しめる屋上の「ルーフガーデン」
があり、子どもから大人までゆったりとした時間が
過ごせるようになっています。多目的トイレや授乳室もあり、
子育て世代への配慮も行き届いています。
緑文化小劇場
地下鉄徳重駅前、要池のほとりにある446席の客席がある
ホール。スタインウェイピアノを備えており、
音楽、演劇、舞踊など多目的に利用され、
区民に親しまれています。
要池公園
徳重駅前にある、調整池と一体的に構成された公園です。
池の周辺は遊歩道になっており、周遊できるようになっています。
多様な植栽が配されており、池には動植物が多く生息しています。
テニスの練習壁やキャッチボールやバーベキューなどが楽しめる
スペースがあり、様々な目的で活用されています。
さて、交通利便性が高く、駅前に便利な施設が集中している徳重。
住環境もよく、桜通線の始発駅というアドバンテージもあり、
今後も住みやすい街として人気が継続すると思われます。
【参考・引用】
・ARUHI 「本当に住みやすい街大賞2019in東海」
https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-2395/
・ヒルズウォーク徳重ガーデンズ http://hillswalk.com/
・ユメリア徳重
http://www.city.nagoya.jp/midori/category/150-8-0-0-0-0-0-0-0-0.html
・緑文化小劇場 https://www.bunka758.or.jp/scd13_top.html#
・要池公園
http://www.sda.nagoya-cu.ac.jp/~okamura/midori/md141/md141.htm
この原稿は名城企画株式会社が発行する「名古屋・東海収益不動産NAVIメールマガジン」の
2020年9月28日発行分の転載です。