
上野天満宮
名古屋市千種区にある、2003年(平成15年)に開業した茶屋ヶ坂駅は、
地下鉄名城線の中でも比較的新しい駅です。
「茶屋が坂」の地名の由来は、かつて山口街道(長久手街道)の坂に
一軒の茶屋があり、往来する人々が休んだことから名付けられたそうです。
なお、町名は「茶屋が坂」ですが、駅名は「茶屋ヶ坂」です。
本メルマガでは「茶屋ヶ坂」駅周辺のエリアを表すため、
「茶屋ヶ坂」と表記します。
地下鉄名城線では、茶屋ヶ坂駅から栄駅まで約20分と、
名古屋中心部へのアクセスが良好。
茶屋ヶ坂は丘陵地帯の閑静な住宅地として人気が高いエリアです。
「アピタ千代田橋店」、「砂田橋ショッピングセンター」といった
商業施設や総合病院にも近く、生活の利便性が高いです。
住宅ローン専門金融機関のARUHIが発表した
「本当に住みやすい街大賞 2019 in 東海」では、
高岳、藤が丘、徳重、一社、多治見に次いで第6位に選ばれています。
今回は茶屋ヶ坂についてご紹介します。
アピタ千代田橋店
茶屋ヶ坂駅から北東に約1000メートルのところにある、
ショッピングモール。建物の1階~3階が売場となっており、
地下1階、4階、5階、6(屋上)階は駐車場です。
各階北側がアピタ千代田橋店、南側が専門店街で、
1階は食品売場や飲食・サービス系テナント
2階は衣料品売場や衣料品テナント、
3階は日用品・アミューズメント・フードコートが配置されています。
3CAN4ON、無印良品、ベネトン、カルディコーヒーファームなど、
多様なテナントが出店しています。
茶屋ヶ坂公園
茶屋ヶ坂駅から南東に400メートルのところにある公園。
閑静な住宅街に位置し、子ども用の遊具が充実している児童園や、
ウォーキングが楽しめる道、野球場などもあります。
新緑の季節も綺麗ですが、おすすめは梅雨の時期。
茶屋ヶ坂公園はあじさいが有名な公園です。
色とりどりの、4000を超えるあじさいを楽しむことができます。
上野天満宮
茶屋ヶ坂駅から南西に700メートルのところにある天満宮。
平安時代中頃に陰陽学者の安倍晴明一族の一部が、
現在の名古屋市千種区の清明山に移り住み、
菅原道真公を祭るために天満宮を建てたのが始まりとされています。
学問の神として知られる菅原道真公を祀っていることから、
現在は多くの受験生が合格祈願に訪れるスポットとなっています。
名古屋市内の山田天満宮、桜天神社と並ぶ「名古屋三大天神」と
言われており、
道真が描かれた「名古屋三大天神巡拝絵馬」の裏に、
各神社の御朱印を受ける「三社巡り」が人気です。
上野天満宮の境内には二つの牛の像「なで牛」があり、
頭をなでると賢くなる、体の悪いところをなでると良くなる、
と言われています。
東海病院
茶屋ヶ坂駅から北東に400メートルのところにある、
保険・医療・福祉の複合的な役割を果たす、
国家公務員共済組合連合会が運営する総合病院。
昭和29年に結核対策を主目的に設立されました。
今では急性期の治療を中心に消化器系疾患の診断と治療に重点を置き、
一般病床120床、地域包括ケア病床46床の計166床の病床があり、
17科の診療科を展開しています。
院内の健康管理センターでは人間ドックや各種健康診断を行っており、
併設施設として介護老人保健施設、訪問看護ステーション、
指定居宅介護支援事業所を設置しています。
さて、ご紹介したように、茶屋ヶ坂は名古屋都心への
交通アクセスがよく生活の利便性も高い閑静な住宅地です。
これからも引き続き人気のエリアであり続けることでしょう。
【参考・引用】
・ARUHI 「本当に住みやすい街大賞2019in東海」
https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-2395/
・千種区 地名の由来
http://www.city.nagoya.jp/chikusa/category/73-3-4-0-0-0-0-0-0-0.html
・アピタ千代田橋店 https://www.uny.co.jp/shop/115/
・茶屋ヶ坂公園
https://www.fromnagoya.jp/html/idx_chayagasaka1.html
・東海病院 https://www.toukaihosp.jp/
・上野天満宮 http://www.tenman.or.jp/
この原稿は名城企画株式会社が発行する「名古屋・東海収益不動産NAVIメールマガジン」の
2020年10月26日発行分の転載です。