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名古屋・東海収益不動産ガイド

賃貸住宅フェア2017の報告

 今回のメルマガでは2017年11月7日・8日に
 全国賃貸住宅新聞の主催により名古屋市の吹上ホールで
 開催された賃貸住宅フェア(R)2017についてご報告します。

 賃貸住宅フェア(R)2017は、全国賃貸新聞社が
 東京、名古屋、大阪、福岡の4都市で開催する
 不動産業界の展示会です。11月7日・8日に開催された
 名古屋会場には、80弱の不動産業界の事業者が出展し、
 2日間で3494名の来場者がありました。

 今回のフェアには弊社も初めてブースを出展しました。
 会社紹介の動画を放映し、弊社のサービス紹介の各種資料を
 配置して、主に不動産オーナー様と相談をさせていただくための
 相談席を設けさせていただきました。

 弊社ブースにはオーナー様や各種事業者様がお立ち寄り
 くださいました。
 相談席にて弊社の特長を説明させていただき、
 またオーナー様の不動産管理のお悩みも伺うことができました。
 このような縁をいただけたことをありがたく存じます。

 さて、当日は80弱の様々な事業者がユニークな出展を
 していましたが、最近のトレンドのテーマとして、
 宅配ロッカーとコインランドリーが気になりました。

 宅配ロッカーは、今や入居希望者が賃貸住居を探す際の
 条件として、光回線ブロードバンド、オートロックと並び、
 重視されるようになってきているようです。

 その背景には、若者を中心にインターネットでの買い物が
 増える一方、普段は自宅を留守にしていて、
 宅配便を受け取りにくい人が多い、ということがあります。
 そこで、不在でも荷物を受け取れる宅配ロッカーが
 必要とされているようです。

 コインランドリーについては3つの事業者が出展していました。
 コインランドリーは最近急激に市場が広がっている分野です。
 実感としても新店舗の出店が目立ちます。

 その背景には、共働きの世帯が増える中、
 数日分の洗濯をまとめて済ませたいという人が増え、
 特に乾燥機があることで洗濯物を干す手間を省けること、
 またアレルギー対策(ダニ対策)から、
 布団を丸洗い・乾燥したい人が増えていることなどがあるようです。

 通常、店舗は無人で運用し、一日に数時間ほどパートタイムの
 スタッフが清掃などの管理業務を行う形が主流のようです。
 事業者によってフランチャイズか独立型かという
 経営形態の違いがあり、
 空いた土地で出店できるもの、商業施設の駐車場に出店するものと
 お店のタイプも異なるようです。

 一方、先日のメルマガでご紹介した「マンションのIoT化」
 に関する出展は1社しか見当たりませんでした。
 その会社が出展していたものも、今後商品化予定のものでした。
 マンションのIoT化の実用化・普及にはもう少し時間が
 かかりそうだということが分かりました。

 このような不動産に関するテーマの業界の最新状況が分かることが、
 展示会の魅力です。もし今年参加されなかったという方は、
 次回の賃貸住宅フェアへの参加を検討してみてはいかがでしょうか。

 

この原稿は名城企画株式会社が発行する「名古屋・東海収益不動産NAVIメールマガジン」の
2017年11月20日発行分の転載です。